5.10.2014

ボク、剱を眺めに登ったんだよ♪!!

奥能登、山伏山に続き、ちゃんとした(?)山行第三弾は、県内の里山@尖山。


ぴーたーにとっては去年の牛岳に続き第三弾♪


わたしは去年の大辻山に続き、、、でも今夏ははじめての山行♪





当初の予定では、、、
目桑集落から林道を上がって登山口へ向かい、塔倉山へ。。。
の、予定。


が、まさかの予期せぬ事態に陥り…
集落のおじちゃんおばちゃんが道案内してくれたにも関わらず、辿り着いた登山口は完全なる藪漕ぎ状態…。w。鎌がないと、立ち入れなそうな雰囲気に萎えてしまったわたし。。

というのも。
集落から林道を上がってくことひたすら行けど行けど登山口の石碑らしきものは見当たらず…。
途中途中に転がるおおきな落石や土砂崩れの爪痕に、はたまた倒木あり。
本当にこの道で合ってるんだろうかーと、不安になり、なんとか切り返しできそうな場所を見つけて集落まで戻ってみたり。
目印にしてた林道への入口の三叉路で、おじちゃんおばちゃんに尋ねてみるも、
登山口はわかりづらいかもわからんけど、石碑が立っとるぞーとのこと。

結局二方向に分かれるそれぞれの道をも行ったけれど、登山口を見つけたのが家を出て早三時間…。

ぴーたーは既にふて寝してるし、登山口の先を様子見に覗き込んだけれど、藪漕ぎ…。


そんなこんなで、このまま引き下がってもいられないーと、思い即座に思い立って向かったお山は尖山@559.4m***


これまた登山口までの林道は狭い砂利道で、途中対向車のおじさんおばさんが突っ込んでくるゎ下がらんゎで、片側切れてる砂利道でバックを強いられること10分…。(上り優先でなかったっけか?!怒。と、思いつつもすごい剣幕で下がれ下がれ!!と、推しまくられたという。。)
何が恐いって、これがいちばん厄介やし恐かったし、、、
山中でだって、そんなこと多々あるけれど…お互い譲り合うもんじゃーって。
世の中すべてのひとがそう真摯な気持ち、持ち合わせているわけぢゃないもんね↓↓


結局、下の駐車場まで逆走して停めて、そこから登山口へ向かって歩き始めたのが11:30am***


ぴーたーもようやく車から下りて山んぽできるー♪とばかりに喜びを表現するオチリ


取り付きまでどれくらいの距離があるかわからんなーと思いつつ、夏椿峠登山口まではわずか5分足らず。
ちょっと注意して見てないとわからず通り過ぎてしまうかもしれないこの登山口。


ひとけがなさそうな登山道に足を踏み入れて登り始める。

想像通り、ひとの気配がまったくせず、静かに迎え入れてくれる樹木たち。


たった1hの山で、小学生でも登るという話に聞いていた尖山とは遥かに異なる静かな登山道。
途中踏み跡がうっすらとしてたり、フィックスロープが張られていたり、滑りやすそうな地形にかなりの急登急登の連続。。。



それでも夏椿峠までは25分、11:35am***


そこから山頂への急登が今回のいちばんのpointかも。

ロングリードを山用に準備したのに、尖山ならダブルリードで良いやろぅ◎と。
考えが甘かった自分に深く反省。。。


夏椿峠を経て山頂に向かう急登にはぴーたーもさすがに恐る恐る…。w。

リードの長さが足らずに、一気に駆け上がれず、、、
振り返ると斜度がきつくて前脚から滑り落ちそうになってみたり…。
牛岳でトラバースもかなり苦戦したので、今後はロングリードを携帯しようと考えていたのに、やらかしてしまった。。汗。



何度もフィックスロープを掴んで、ぴーたーを先に登らせて、停止させてから自分も登る、を繰り返すこと25分くらいかな。山頂直下の分岐へ着く。
途中唯一今回すれ違った単独行のおじちゃん。

あの急登を下山ルートに使うとは、、、相当ツワモノやなぁ…と、思う。
わん連れで急登を登ってくるわたしに、驚いたようなおじちゃんも、事実かなり滑らないよう気をつけて下りてきてたし。
さすがに下山寺のルートとして、ぴーたーにとっては厳しいと判断し、帰りは一般ルートを選ぼうと思う。


登ってきた登山道とは裏腹にとっても整備された階段の道を上り、山頂着、12:30pm***



お天気も良くて、ちょうど御昼時で、山頂にはたくさんのひとがいた。



そんな中ぴーたー連れで、本格登山です!!的なわたしを見て、驚きを隠せないひとたち。w。



今回も歩荷トレを兼ねて荷重10kg overのザックに、ぴーたー。



犬も登るんだーって、声がどこかから聞こえてきたり、、、
賛否両論はわかるけれども…禁止区域に立ち入りはしていないので、ここは聞かなかったことにしようと、言い聞かせる。


そりゃ、山にわん連れで来るなという気持ちもわかる。
リスクを背負って山に入るのに、わん連れで迷惑をかけない保証もない。
だけど…
このこたちの短い生涯に、どれだけの素敵な『何か』を、感じさせてあげられるのだろうかーと、常々感じているから。。。

ほんの少しでもぴーたーには楽しくも厳しくも一緒の時を、感じて欲しいと思う。




朝からの移動に、先程の急登に、暑さに疲れただろうから、木陰で休ませたり。
見知らぬおじちゃんや若いこたち、小学生の♀たちにかわいい♪と、言ってもらえ、写真まで撮って頂いたり♪
一躍有名わんになったぴーたー♪w。




これでまたひとつ。
ぴーたーの山んぽ記録、更新だね♪


憧れの剱を眺めたり、今夏踏破する連峰の稜線を眺めたり、その奥にあるはずの裏銀座の縦走路を想像したり、、、♪
雲の切れ間から見え隠れする山々を眺めて物思いに耽る。

そして単独行ならではの楽しみのひとつ。








砺波と小矢部からやってこられたおばさま方お二人と仲良くなる♪

ぴーたーをかわいいかわいいと言って褒めて頂き、一緒にベンチに腰掛けて剱の雲が晴れるのを待つ♪


山頂滞在時間3hにもなるというお二方。
60歳還暦を迎えられてから山に登り始められたそうなのだ。
いろんな山の話に花が咲き、次から次へと話が広がってくこの感覚が堪らなく好き♪

ぴーたーも安心して寛いでか、ベンチの陰でしばしのお昼寝…zzZ。



そして雲が晴れて剱を見納めして、おばさまたちと一緒に下山する、13:30pm***




下山ルートは一般ルート、階段を抜けると杉林の森の中を歩いて下っていくらしい。
なんてことはない30分足らずで、尖山登山口に着く、14:00pm***



山でお会いする一期一会の出会いも、山頂で見て感じることができる一期一会の一瞬も。
本当に大切な明日への糧となる♪




ぴーたーとの山んぽ♪
次はどこのお山へ行こうかな♪







0 件のコメント:

コメントを投稿